パリでフランス式樂器を製造してゐた、F.ベッソンによるサクソルンバス。ベッソンはロンドンにも工場を構へ、そこではイギリス向けの樂器を製造してゐた。
第4ヴァルヴ枝管の取り回しや、全体の形状を見ると、日本管樂器製造が帝國海軍に納品したユーフォニオンにそっくりであり、このF.ベッソンの樂器を日管がコピーしたものと思はれる。
F.Besson 製サクソルンバス
皇紀2604年(1944)年製 日本管樂器製造株式会社 ユーフォニオン(海軍)
http://historical-euphonium.seesaa.net/article/125092804.html
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