2012年06月05日

Maker Unknown - Euphonion or Bariton

 
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 メーカー不詳のオイフォニオン、もしくはバリトン。

 メインテューニングスライドの支柱を見ると、ドイツ系で見慣れた形状とは少し違っている。全体的に1844年に、ウィーンのフランツ・ボックによって特許申請された、最初のオイフォニオン(Euphonion)に似た形状。

  euphonion_bock.jpg
  ウィーン工科大學所蔵の、Franz Bock による Euphonion のスケッチ
 
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Maker Unknown - Tenorhorn

 
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 メーカー不詳のテノールホルン。各ヴァルヴにはバネの強さを調整するネジとストッパートリガーがついてゐる。チェルヴェニーにも同様のものがあるが、一つ一つにストッパーはついていない。

  oldtenorhorn02.jpg

 スタンプ等はなく、メーカーが判明しないが、この Ackermann & Lesser (1880-1945) の樂器に、パーツがよく似ている。

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  http://historical-euphonium.seesaa.net/article/273627109.html
 
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Ackermann & Lesser - Bariton or Euphonion (1880-1945)

 
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 ベルのトリムには「Ackermann & Lesser Dresden」の刻印があり、ベルには「Eigentum der Hochbahn Berlin」(ベルリン高架鉄道所有)の刻印がある。Ackermann & Lesserは、元々管樂器の販賣會社で、1905年から管樂器の製造も始めたらしい。

 こちらも同じ Ackermann & Lesser の樂器であるが、パーツの形状が異なる。

  ackerman.jpg
  http://historical-euphonium.seesaa.net/article/125089764.html
 
 また、こちらの樂器とパーツ形状が似ている。

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  http://historical-euphonium.seesaa.net/article/273630127.html
 
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2011年07月30日

Cerveny - Tenorhorn and Kaiserbariton

  cerveny.jpg

 數多くの金管樂器を發明したチェルヴェニーによる、テノールホルンとカイゼルバリトン。いづれも、チェルヴェニー獨特の、ロータリーが縦に着いてゐる「Walzenmaschine(ワルツ機構)」によるヴァルヴシステム。ベルのフレアや、ベル部分の支柱からすると、比較的新しい時代のものではないかと思はれる。

 カイゼルバリトンはチェルヴェニーの發明品の一つで、1882年にウィーンで特許が取得された。通常のバリトンと異なり、ヴァルヴが「1<2<3<4」と、段々に太くなって行く構造。ヴァルヴ部分は円錐に出來ないため、ヴァルヴごとにボアサイズを拡大させるといふ手間のかかる構造で、円錐に近づけようとしたものと思はれる。チェルヴェニーは、このシステムにより、バリトンの響きをより豊かにし、ソロ樂器として發展させやうとしてゐた。
 
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2009年08月06日

Maker Unknown (Markneukirchen) - Tenortuba, Tenorhorn 19c

 
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 エンブレムがなく、製造元や製造年代などの詳細が不明。

 同型の樂器に、

・ドイツのマルクノイキルヒェンにあった A.C.Glier の1875年製のもの

・ドイツのレバウにあった樂器商 Carl August Weber (1862 - ? 19c) のエンブレムがついたもの

があることが確認できたので、19世紀後半の、恐らくマルクノイキルヒェンの工房で製造された樂器と推測される。

 19世紀前半のC.W.モリッツ製やマルクノイキルヒェン製のテノールテューバに比べると、ベルのフレアが大きい。テューバといふ位置づけか、ホルンといふ位置づけか、分類が難しい。

 ベルリン式3ヴァルヴ。
 
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