2009年10月10日

Couesnon & Cie Saxhorn Basse Monopole - Concervatoire No.210 encadrés ca.1934

 
  01.jpg  02.jpg

 フランスはパリの老舗、ケノン社のサクソルンバッセ。1934年のカタログに、同機種が見られ、これより古い20世紀初期のカタログには見られないため、1930年頃の製造かと思はれる。

 ケノンの1900年以降のカタログによると、サクソルンバッセには、2番管がヴァルヴケーシングの上端でカーブし、コンパクトに巻かれた「découverts」といふタイプと、ユーフォニアムのやうに、2番管がヴァルヴケーシングを越えた上方でカーブし、ゆったりと巻かれた「encadrés」といふタイプとがある。

 そして、A(encadrés)・B(découverts)・C(encadrés)の3モデルに、Monopole(découverts)といふ高級モデル、そして、Monopole-Concervatoire(découverts 又は encadrés)ランクのモデルがラインナップされてゐた。

 現在のケノンや、同じくフランスの老舗コルトワのバッセは découverts タイプばかりなので、ユーフォニアムとの區別がつきやすいが、encadrés のモデルと、ユーフォニアムとの明確な違ひといふのは、私にも判らない。ドイツと違ひ、フランスではあまり名稱にこだはりがないのかも知れない。

 第3ヴァルヴはユーフォニアムより半音低い(2音下がる)。第4ヴァルヴはユーフォニアムと同じ(2音半下がる)。第5ヴァルヴは、ユーフォニアムの第4ヴァルヴより全音低い(3音半下がる)。

 調性はB♭。
 
Copyright(C) 2009 Hidekazu Okayama (PROJECT EUPHONUM http://euphonium.biz/) All rights reserved. 文章・画像の無断転載厳禁 | Posted at Oct.10 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | フランス系(Saxhorn Basse) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/129931773
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。