2009年08月06日

Maker Unknown (Markneukirchen) - Tenortuba, Tenorhorn 19c

 
  01.jpg

 エンブレムがなく、製造元や製造年代などの詳細が不明。

 同型の樂器に、

・ドイツのマルクノイキルヒェンにあった A.C.Glier の1875年製のもの

・ドイツのレバウにあった樂器商 Carl August Weber (1862 - ? 19c) のエンブレムがついたもの

があることが確認できたので、19世紀後半の、恐らくマルクノイキルヒェンの工房で製造された樂器と推測される。

 19世紀前半のC.W.モリッツ製やマルクノイキルヒェン製のテノールテューバに比べると、ベルのフレアが大きい。テューバといふ位置づけか、ホルンといふ位置づけか、分類が難しい。

 ベルリン式3ヴァルヴ。
 
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Copyright(C) 2009 Hidekazu Okayama (PROJECT EUPHONUM http://euphonium.biz/) All rights reserved. 文章・画像の無断転載厳禁 | Posted at Aug.06 01:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 東欧・ドイツ系(Tenorhorn, Baßflügelhorn, Bariton) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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