2009年08月05日

Besson & Co. - Euphonium Prototype Class A (Enharmonic Patented System) 1911-1914

 
  01.jpg  02.jpg

 Boosey & Hawkes に合併する以前の、ベッソン製。1911〜1914年頃のモデル(Lars Kirmser's Music Trader より)。

 第4ヴァルヴはシングル。第3ヴァルヴを押すことにより、G管になるのだが、補正管を通るセミダブルではなく、別の管に完全に迂回するフルダブルであり、「'Enharmonic Patent' System」と呼ばれてゐる。第1・第2ヴァルヴは、奏者側がB♭管で、客席側がG管である。

  03.jpg

 1920年代になると、ベッソンも Blaikley の「'Compensating' System」を採用したモデルを製造してゐる。こちら
 


Copyright(C) 2009 Hidekazu Okayama (PROJECT EUPHONUM http://euphonium.biz/) All rights reserved. 文章・画像の無断転載厳禁 | Posted at Aug.05 05:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | イギリス系(Euphonium) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック