
Boosey と Hawkes が合併する以前の Hawkes & Son のモデル。恐らくは、1925〜1930年頃に製造された(Horn-u-Copia より)。
Boosey & Co. と同じく、ブレイクリーのコンペンセイティングシステム(4ヴァルヴ・セミダブルB/F式)を採用している。Boosey & Co. とはライバル會社の Hawkes & Son も、ブレイクリーのコンペンセイティングを採用してゐたといふことが、これで判る。メインテューニングスライドが前方にあり、第4ヴァルヴの抜差管が背面にあるといふ點(他、第2ヴァルヴの枝管の向き、第4ヴァルヴの位置等)が、Boosey & Co. のモデルと異なる。

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