2009年08月04日

Besson & Co. - Euphonium (Blaikley's Compensating) 1921-1931

 
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 パリからロンドンへと移った、ベッソン社のユーフォニアム。フランス系のサンソルン・バッセの他、各種のユーフォニアムを製造していたようだ。1921〜1931年頃に製造されたようだ(Lars Kirmser's Music Trader より)。このモデルも、ブージーの技術者であるブレイクリーのコンペンセイティングシステム(4ヴァルヴ・セミダブルB/F式)を採用している。

 現在のモデルとは、第3ヴァルヴと第4ヴァルヴの管の取り回し方が違っている。

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 歴史的金管を用いたアンサンブルで活動をしているウォーレスの少年時代の画像に、この楽器が見られる。
 


Copyright(C) 2009 Hidekazu Okayama (PROJECT EUPHONUM http://euphonium.biz/) All rights reserved. 文章・画像の無断転載厳禁 | Posted at Aug.04 17:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | イギリス系(Euphonium) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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