

パリからロンドンへと移った、ベッソン社のユーフォニアム。フランス系のサンソルン・バッセの他、各種のユーフォニアムを製造していたようだ。1921〜1931年頃に製造されたようだ(Lars Kirmser's Music Trader より)。このモデルも、ブージーの技術者であるブレイクリーのコンペンセイティングシステム(4ヴァルヴ・セミダブルB/F式)を採用している。
現在のモデルとは、第3ヴァルヴと第4ヴァルヴの管の取り回し方が違っている。

歴史的金管を用いたアンサンブルで活動をしているウォーレスの少年時代の画像に、この楽器が見られる。
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