2009年08月06日

Gebr. Alexander - Tenorhorn

 
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 マインツの樂器工房アレキサンダー製テノールホルン。年代は不詳だが、A.ベインズの「金管楽器とその歴史(The Brass Instruments)」に、この樂器のイラストが掲載されてゐる。現代のテノールホルンよりも小振り。

  現代のモデル Alexander 140
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2009年08月05日

Besson & Co. - Euphonium Prototype Class A (Enharmonic Patented System) 1911-1914

 
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 Boosey & Hawkes に合併する以前の、ベッソン製。1911〜1914年頃のモデル(Lars Kirmser's Music Trader より)。

 第4ヴァルヴはシングル。第3ヴァルヴを押すことにより、G管になるのだが、補正管を通るセミダブルではなく、別の管に完全に迂回するフルダブルであり、「'Enharmonic Patent' System」と呼ばれてゐる。第1・第2ヴァルヴは、奏者側がB♭管で、客席側がG管である。

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 1920年代になると、ベッソンも Blaikley の「'Compensating' System」を採用したモデルを製造してゐる。こちら
 
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Hawkes & Son - Euphonium Excelsior Sonorous (Blaikley's Compensating) 1925-1930

 
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 Boosey と Hawkes が合併する以前の Hawkes & Son のモデル。恐らくは、1925〜1930年頃に製造された(Horn-u-Copia より)。

 Boosey & Co. と同じく、ブレイクリーのコンペンセイティングシステム(4ヴァルヴ・セミダブルB/F式)を採用している。Boosey & Co. とはライバル會社の Hawkes & Son も、ブレイクリーのコンペンセイティングを採用してゐたといふことが、これで判る。メインテューニングスライドが前方にあり、第4ヴァルヴの抜差管が背面にあるといふ點(他、第2ヴァルヴの枝管の向き、第4ヴァルヴの位置等)が、Boosey & Co. のモデルと異なる。
 
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Boosey & Co. - Euphonium Imperial Model "SOLBRON" Class A 1930

 
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 Boosey と Hawkes が合併する直前の、1930年のモデル。この頃になると、各管の回し方など、今の形とほぼ變らない。従って、現代のユーフォニアムのスタイルは、遅くとも1930年には確立したと言へる。

 入手當時、各テューニング管が不自然に長かったり、ベルの彫刻が不自然であったり、色々と謎が多く、特別講義のページを作成した。

 流石に實戰には向かないが、音色は、やはり B&H や Besson を彷彿とさせる。
 
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2009年08月04日

Besson & Co. - Euphonium (Blaikley's Compensating) 1921-1931

 
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 パリからロンドンへと移った、ベッソン社のユーフォニアム。フランス系のサンソルン・バッセの他、各種のユーフォニアムを製造していたようだ。1921〜1931年頃に製造されたようだ(Lars Kirmser's Music Trader より)。このモデルも、ブージーの技術者であるブレイクリーのコンペンセイティングシステム(4ヴァルヴ・セミダブルB/F式)を採用している。

 現在のモデルとは、第3ヴァルヴと第4ヴァルヴの管の取り回し方が違っている。

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 歴史的金管を用いたアンサンブルで活動をしているウォーレスの少年時代の画像に、この楽器が見られる。
 
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